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令和7年第2回定例会開会

こっちの更新をすっかり失念していました。お恥ずかしい限りです。

 

本日から令和7年第2回定例会が始まりました。通常ですと、第2回(6月)や第4回(12月)の定例会は決算や予算の審査がないので、会期はそこまで長くはないのですが、今回は事前の情報で「請願が5つぐらい出るらしいぞ(普段は1~2)」と始まる前から少しざわついていたのですが、「どうやらMaxで7つも出るらしい」「そうなると会期が足りなくなるんじゃないか」と議運の委員長としてちょっと検討する部分もあり、いつもの6月定例会より1週間長く会期を設定することにしました。

 

最終的に出された請願は6つだったのですが、教育厚生常任委員会に付託されたのが5つ、更にそのうちの4つが新医療センターに関わるものでした。今回の定例会ではパブリックコメントを終えて新医療センター建設が次のステップに進む予算が計上される予定となっていたので、いろいろなグループからそれぞれの立場で請願が出されたのだと思います。

 

今定例会ではもう一つ注目度が高い議案として、市が取得した旧ショッピングセンターメイプルの運営会社選定に係る経費や委託料が計上されています。

 

どういった企業がプロポーザルに手を上げていただけるかは始まってみないとわからないのですが、運営会社決定後、およそ8億円余りを目途とした修繕が行われて、令和9年からの再オープンを目指すこととなります。肝心なのはこれがゴールではないこと。今計画されていることは、その後更に8億円の修繕費をかけてくれるファンドを成立させて、そこに民間移譲するという展望です。その通りに進んでくれればいいのですが、追加の8億円をかけて取得した上で、どこかの段階で解体費用15億円を捻出することができるファンドが果たして本当に成立するのか。最悪なのは市が8億円で修繕した上で、結局は自前で解体する羽目になることです。私はそれをずっと恐れているので、これまでメイプルに関する市の予算には修正動議をかけてきました。

 

多数決の結果は既に見えているので、私たちがどうあがこうと結果は変わらないのでしょうが、だからといって放置できる問題ではなく、質すこと・議論する手を休めることなく臨んでまいります。

 

今回は一般質問にも登壇いたします。次期総合計画策定に関する取り組みと、市のDX推進方針の取り組みに関してを取り上げます。12日木曜日の午後2時過ぎの登壇予定でした。