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給食費無償化について

よく話題に取り上げられるテーマでもあり、今回の奥州市議会定例会においても何人かの議員が取り上げています。今国が示しているのは抜本的改革ということで完全無償化ではなく、自治体によっては応分の保護者負担が発生することになり、奥州市もその一つです。

 

複数の同僚議員が完全無償化を訴えていますが、私は反対です。

 

完全無償化、つまり小学校も中学校も保護者負担をゼロにするためには、奥州市としては年間およそ2億5千万を要する、という試算が出ています。この財源をどうやって確保するのか、がポイントになります。

 

ちなみに奥州市では昨今の物価高騰に対して、国の交付金を活用しながら上昇分の差額を補助し、保護者負担を現行以上に求めないという方針をとっています。

 

「給食費無償化に反対」と表明すると真っ先に「お前は子どももいないし結婚すらしてないもんな!」という批判をくらいます。それは事実ですので否定しようがありません。(友人と話しているときに「子育て世代じゃないもんな」と言われたこともあります。悪気があったかどうかはわかりませんが。)

 

私が言いたいのは「子育て世代を支援する」ことと、「子どもたちに直接お金をかける」ことは違う、ということです。年間2億5千万円ものお金があれば、子ども達の教育環境の整備にいろいろと充てることができます。子どもたちが夢と希望を育める奥州市を目指していますので、貴重な財源は直接子どもたちの成長につながる事業に使うべき、というのが私の考えです。

 

では具体的にどんな政策を考えているのか。

 

一つが学校の修繕です。奥州市は学校の修繕がなかなか進みません。最近はいろいろな議員が取り上げるようになったので予算配分が少し改善されたところもありますが、直す以上に修繕要望が出ているのが現状です。子ども達に将来奥州市に帰ってきて欲しい、と考えたときに、直されることのないボロボロの校舎で育った子どもたちが、帰ってこようって思いますかね?

 

行政や政治家は簡単に「郷土愛を育む」と言いますが、子どもたちは機械でありません。教科書や副読本を読ませたり、大人が大上段で「地域を愛しなさい!」と言ったって、そうなることはありません。子どもたちが地域の良さを知る、地域の一員であることを実感できる環境を作ることが肝要です。自分たちが考えたことが地域で実現できるという機会を設けるのも同様です。

 

他に子どもたちに向ける施策として一つ考えているのは、奥州市内にある7つの中学校に対してそれぞれに例えば100万円を補助して、「何か夢を実現してみませんか」「地域課題の解決手段を考えみてください」などといったことに取り組んでもらうのはどうか、という事業です。可能であれば高校まで手を広げてもいいと思ってます。

 

それ以外にも学校の外、スポーツ少年団活動や文化活動、地域活動の費用を補助するということ考えられます。

 

子どもたちに様々なこと体験してもらえるまちを作る、それがまちに活気をもたらし、自分たちが暮らす地域を好きになってもらえるきっかけになるのだと強く思います。