今日の奥州市議会は令和8年度の一般会計予算の審議にほとんどの時間を費やしたわけですが、通常ですと予算審査特別委員会を設置して分野毎に分けて1週間ぐらいかけます。それが今年はこの後に選挙を控えているために骨格予算という形で上程されているために、このように他の議案審議と同じように取り扱われます。
どの議員がどんな内容を質問するかわからないので、議場の外には大量の人員があふれごった返していることになります。なので今回は、可能であれば議会事務局に対して事前に「○○○と△△△について聞きます」と伝えて、市長部局と共有することで「この議員が指名されたらこの課長とこの課長が議場に入ればいいんだな」というような調整が行われました。
審議の結果全会一致で可決となりましたが、異例なことに賛成討論がありました。採決の前に討論するタイミングがあるのですが、何も問題なければ「異議無し」という形で進むので、反対側が先に討論することになります。それが今回は賛成討論のみおこなわれました。こういうことは全くないわけではないのですが(1回だけ記憶があります)、今回はそれが普段は当初予算に必ず反対するグループが賛成討論した、ということで奥州市議会の歴史に残る異例中の異例だったわけです。
可決直後に私が所属する新奥会の高橋晋議員が提出者となってこの予算に対する附帯決議を提出しました。
附帯決議の内容は「本予算に計上された新医療センター建設に係る事業については、市長及び市議会議員選挙を控えた当初予算であることを踏まえ、今後の事業執行に当たっては、事業内容及び財政的影響について、議会に対する丁寧な説明に努めるとともに、中長期的な財政運営への影響について、十分に留意すること。」というものです。
この予算の執行に今の議会で向き合うわけではないので、「わざわざ附帯決議にまでする必要はないのでは」という声もありましたが、改選後の議会に改めて丁寧に説明して欲しい、ということを今の議会の総意として確認、議事録にも残しておきたい、という思いから提出しました。
これまでの議論の経緯から、私たちが提出することに対して「反対が出るかな」「否決される可能性もあるだろうな」と予想はしていたのですが、結果としてこちらも全会一致で可決されました。
提出者を引き受けていただいた高橋晋議員には感謝しかありません。ありがとうございました。
明日は令和8年度に関する残りの予算、特別会計や企業会計が審議されます。
