第2回定例会最終日に起きたことと、それに対する考え改めて、漫画化して整理してみました。
奥州市議会ではこれまで、議案審議→なおいっそうの慎重審議が必要→委員会付託→委員会採決→本会議採決というのが基本的な流れでした。
つまり、その議案のどこが争点なのか、それを十分に議論する機会は他にあったのに、それをすっ飛ばしていきなり修正案が出されたのが今回のケースです。
修正案を出す権利はどの議員にもあるのですが、何が争点なのかわからないものを議論しろ、と言われて率直に反応できるものではありません。
修正案の提出理由が、公園の整備構想を策定し直す手続き、段取りが悪いという指摘でした。しかし、私の討論でも述べましたが、当局の手続きを指摘する前にそもそも議会側の手続き・段取りが悪いのでは?という違和感を強くもちました。結局は反対のための反対(修正)と取られてもおかしくありません。私はこのように議会制度に基づく観点から修正案に反対しました。
同じ会派の小野寺勝議員は、政策的な観点からも反対討論をしております。
郷右近市長は2年を目途に新たな地域医療のグランドデザインを描くと言っています。その期間、水沢公園の再整備の手を止めるのではなく、必要な準備をするための事業が今回の委託料でした。何も今まで準備してきた、新医療センター建設を前提とした整備構想を破棄したわけではありません。両にらみで準備をしていく、ただそれだけです。
再整備の動きを遅らせることは、実際に着工するための国からの交付金を手に入れることに大きくデメリットをもたらします。奥州市単独の財政で充分な再整備を完了させることは難しいからです。
小野寺議員は討論の中で「準備を進めないことは、市民にかえって不利益を与えることになる」とも指摘しています。全くもってその通りです。
今回失われた時間が奥州市にどのような影響を及ぼすのか。それを挽回できる機会があるのか。議会としてまた一つ、重い宿題を抱えたと思っています。
