今回の定例会で注目を集めた一般会計補正予算3号に含まれていた学校給食費完全無償化について、改めて私の考えを述べます。 委員会にも付託され、そこでの議論については別の記事でも上げた通りです。...
非常にハードな定例会最終日でした。これまでの8年を振り返っても、ここまでタフさを求められた定例会はなかったんじゃないかと思います。一方で議会がここまでやって当然、という見方もあると思いますが。...
18日の議案審議で総務常任委員会に付託されてい一般会計補正予算3号ですが、学校給食費無償化について、教育厚生常任委員会も関連するということで合同審査として実施されました。...
本日は議案審議が行われまして、その中で注目が高かったのが一般会計補正予算3号です。前にも解説しましたが、市長選直後の肉付け補正予算ということで、郷右近新市長の独自色を出す最初の予算であります。 私は新医療センター建設計画凍結に伴う水沢公園の再整備構想策定事業についてと、給食費無償化について質問しました。...
市長の施政方針演述に対する質疑が行われました。 医療、人口減少対策、地域づくりなど様々な議論がありましたが、私が特に注目したのは「教育」と「子育て」の扱われ方です。テーマが重複することもあり、私自身が直接質問したわけではないですが、他の議員とのやり取りを見て感じたことを書き留めます。 今回の施政方針では、「子育てするなら奥州市...
今日の全員協議会で小中学校の給食費完全無償化の方針が示されました。学校給食費については昨今国を交えて議論されてきた結果、「抜本的負担軽減」という考えに収まり小学校給食のみ、児童一人あたり月額5,200円という形での国からの支援が決まったところですが、奥州市ではその額に納まらないということで差額を重点交付金と市の一般財源で負担、中学校については全額を重点交付金と一般財源で負担するという内容です。 給食費の無償化を求めてきた方々や小中学生を抱えるご家庭にとっては非常に有益な支援であることはその通りですが、私としては素直に喜べない部分もあります。 こういう話をすると「お前は子どもがいないもんな」と必ず言われるのですが、その事実を否定するものではありませんので、いったん私の考えを聞いていただければ、と思います。 まず、この給食費の無償化は子育て世代、子どもを持つご家庭への支援であって、子どもたちそのものを支援するものではない、ということを指摘させてください。もしかしたらご家庭の負担を減らすことでそれが巡り巡って子どもたちに注がれる可能性を否定するものではありませんが、いずれにせよ、直接子どもたちに対する支援ではないことも事実です。 無償化そのものを否定するわけではありませんが、私は教育現場で同じお金を使うなら、今はまだ、もっと子どもたちにとって直接有益な施策に投じるべきだと考えます。 例えば、学校の修繕は毎年要望されるものもそれが実現する割合はほんのわずかです。場合によってはその子が在学中に一度も学校が修繕されることなく卒業することもあるでしょう(急派修繕は除く)。 それに、特別教室はまだまだエアコンが未整備です。年々暑さが増していること状況を鑑みると、子どもたちに安心安全に学習に臨んでもらうためにはそうした部分の改良が未だ不十分です。 加えて、中学部活動の環境整備についても、指導者の人件費の捻出など、これからますますお金がかかります。 給食費の無償化は一度始めるとやめることはまずできません。今はまだ国からの交付金を組み合わせつつ実施できますが、それでも年間1億4千万円、これがなくなれば毎年2億4千万円ほどが経常経費としてのしかかります。そうなっては、子どもたちにとって必要な環境整備ができなくなってしまうおそれがあります。 物価高騰に喘ぐ時代に、子どもを抱えるご家庭にとっては非常に助かる施策ですが、 自治体の財布は無限ではありません。 子育て世代のための施策か、子どもたちのための施策か、私は慎重に優先度を議論すべきだと思っています。